10月30日から11月9日、東京ビッグサイトで開催されたジャパンモビリティショー2025。
来場者数は101万人、出展企業・団体は過去最多の522社。
全体的に日本メーカーの気迫が伝わってくる展示会で、前回より各社の「意志」がブースに出ていた印象です。
BYDは広大なスペースを確保していましたが、世界的なEV販売の踊り場を反映してか、以前と比べると演出にやや余白が目立ちました。
今回最も印象に残ったのが、トヨタ(IMV Origin × バンダイナムコ)のブース
巨大なプラモデルのランナーをそのままブースの構造体に見立てるというアイデアには、思わず唸らされました。
どちらの会社が手掛けたのかは存じませんが、発想力と着眼点という意味で今回ナンバーワンだと思います。
展示終了後にパーツを取り外して実際に車両を組み立てるという企画も含め、「ブース自体がひとつのコンテンツである」という境地に達した展示でした。
もう一点、強く印象に残ったのが三菱FUSOのブース
ブース全体にトラスを組み上げ、LEDビジョンを帯状に張り巡らせた空間演出は、圧倒的なスケール感がありました。
映像と構造が一体となって「FUTURE TOGETHER」を体現するような仕上がりで、展示会ブースの設計に携わる者として、いつか自分たちでもチャレンジしてみたいと感じさせてくれるブースでした。
帰宅後、「一般的なブースサイズ(9〜12小間程度)でこの構成を試みたらどうなるか」と想像が膨らみ、パースをひとつ描いてみました。
三菱FUSOほどのスケールではありませんが、トラスとLEDビジョンの組み合わせが持つ可能性を、改めて感じさせてくれる作業でした。
グローバル企業から中小メーカーに至るまで、それぞれの演出の振り幅が大きく、ブース設計の可能性を改めて考えさせてくれた展示会でした。
2027年の次回がどうなるか楽しみです。